PS5の転売が世界中で発生、1台10万円台で売る高額転売屋も出現

2020年11月12日に発売された最新の家庭用ゲーム機、PS5(プレイステーション5)ですが、すでに発売されてから1ヶ月以上経っている現在も購入が困難な状況が続いています。

それは、PS5が人気の商品であるということ、新型コロナの影響で需要が拡大しているということなどの状況が影響していますが、その他にも大きな理由があります。

それは転売屋によるPS5の買い占め転売行為が行われているからです。当記事ではこのPS5転売の問題・現状を紹介します。

PS5が転売されまくりで品薄状態が続く

PS5は、UHD Blu-ray Discドライブを搭載している通常モデルと搭載していないデジタル・エディション版の2つのモデルが販売されています。値段(希望小売価格)は、通常モデルが4万9980円、デジタルエディションが3万9980円です。

予約開始日には公式サイトのサーバーが落ちてしまうほどアクセスが殺到していたように、多くの人が欲しがっている製品です。しかし、予約をした中には転売屋も数多くいたようです。

転売とは「商品を購入し、その購入した商品を他社に売ること」ですが、スマホの普及によりフリマアプリ利用者が増加したことで、誰も転売を行うことができるようになったことで転売される数が増えています。この転売を行う人が転売屋と呼ばれます。

新たなゲーム、特に品薄が予想されるゲーム機本体では近年よくあることで、昨年末から今年の夏ごろまで「Nintendo Switch」がなかなか購入できない状態が続いていたのが記憶に新しい人も多いでしょう。

世界各国でPS5の転売問題が発生

世界各国でPS5の転売問題が発生

PS5の転売問題は日本だけでなく世界中で発生しており、一部の転売屋が買い占めて、本来購入したかったユーザーの手に届いてないのが現状です。

今年はコロナウイルスの影響で小売店が営業していなかった国・場所も多く、オンラインを中心にPS5の販売が開始しました。

そのような状況で、PS5を販売しているサイトに購入を自動化するソフトを使い、大量のPS5を買い占めした転売屋もいます。2倍の価格という高額で転売し、1週間足らずで4万ドル稼いだ転売業者もいるように、大規模なPS5転売が発生しています。

イギリスのスコットランド国民党は、このような転売問題に対して「メーカーの推奨小売価格を大幅に上回る価格でのゲーム機とコンピューターコンポーネントの再販を禁止する」立法案を求めたと報じられました。

転売はゲーム業界にとって長年問題視されていることで、日本でもいずれは法律による転売取締りが行われる可能性もあります。

フリマアプリでPS5の転売が行われている

PS5転売が行われているフリマアプリ

今までも転売屋は存在し、転売が行われていました。しかしなぜ、2020年の現在ここまで転売の規模が大きくなったのでしょうか?

その理由として、フリマアプリの存在が大きいと考えられます。

フリマアプリの登場で、個人が手軽に物を売買することができ、お手隙に副業としてお金を稼ぐことが可能になりました。転売という行為のハードル、敷居が下がったことで転売屋自体の数が増え、スマホアプリで転売されている物を購入する人も増えることとなりました。

転売屋のコミュニティという物が存在しており、何を転売すれば儲けられるのか、どこで商品を買いやすいのかなどを共有しているそうで、PS5もこの転売屋に狙われてしまったことで今回の転売問題に発展したという訳です。

フリマアプリでは、PS5の発売日や価格、販売にまつわる情報が公開・発表されると、まだ発売されていないにもかかわらずPS5が出品されていました。

フリマアプリで人気の「メルカリ」の利用規約では「手元にない商品の出品を禁止」とされていたので、運営が商品の掲載を削除するかと思われましたが、そのまま売買が行われていました。

そんなPS5の転売がまだまだ続いている、フリマアプリではどのような価格で転売されているのか見てみましょう。

メルカリ

メルカリで売られているPS5

2020年12月記現在、「PS5」で検索した結果の一覧に数多くのPS5が出品されています。

1台10万円以上という高額販売されているものもあり、実際にその価格で購入しているユーザーがいることが確認できました。

ラクマ

ラクマで売られているPS5

2020年12月記現在楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」でも多くのPS5が出品されていました。

こちらも希望小売価格の約2倍の10万円前後の価格が相場となっているようです。

ソニーがとっているPS5の転売・品薄問題への対応

PS5転売問題が発生することをソニーは事前に予想しており、「PS4 pro」の出荷を終了させてPS5生産に力を注ぎ、転売が行われても大丈夫なように物量で対策を行っていました。

しかし、関係者によるとコロナ禍によってサプライチェーンで部品不足が発生し、ソニーやアップルなど関連する業界の生産能力が低下しています。PS5の生産に関しては電気自動車メーカーなどPS5の製造に必要な部品の一部が影響を受けているという噂もあります。

アメリカで最初にPS5を予約を開始した際は、プレイステーションネットワーク(PSN)のオンラインIDの提出を必須にし、プレイステーションに関する過去アクティビティで判断し、予約購入の当選者に招待メールを配信して予約完了する仕組みを取り、転売屋に買われないような対策を取っていました。

しかし、蓋を開ければPS4と同じ二の舞になってしまいました。

まとめ

まとめ

ソニーにとって、PS5本体を売るだけでは利益はあまり上がらないと言われているほど価格を下げて販売していますが、転売屋が買い占めて利益を上げているというのが現状です。

2021年ではPS5が増産され、在庫を抱えていつでも購入できるようになる可能性が高いとも言われているので、悪質な転売屋から購入は控えが方が良いでしょう。

自力で購入するのであれば、TwitterなどのSNS、5chなどの掲示板も利用して情報を集め、PS5予約受付・抽選販売の受付をしているECサイト、店舗を探すのがベストです。