サムスンの次期フラッグシップ、と言えばもちろんGalaxy S21シリーズ。ただ、同シリーズについては1月14日の正式発表前にほぼすべての情報がリークしてしまっています。
韓国ニュースサイトのThe ElecがUBI Researchが伝えるところによると、サムスンから来年投入される折りたたみスマートフォンは「Galaxy Z Flip 2」「Galaxy Z Fold 3」「Galaxy Z Fold Lite」の3機種だそうです。
このうち、Galaxy Z Flip 2は6.7インチの内部ディスプレイと3インチの外部ディスプレイを搭載し、前モデルの「Galaxy Z Flip」から外部ディスプレイが大型化、そしてGalaxy Z Fold 3は7インチの内部ディスプレイと4インチの外部ディスプレイを搭載、内部ディスプレイは画面下カメラを搭載し、また端末はスタイラス(Sペン)をサポートします。
最後のGalaxy Z Foldは、Galaxy Z Fold 3の廉価版にあたるモデルです。
Galaxy Z Fold3には二つ折りと三つ折りモデルが登場?
phonearenaがイタリア系メディア、pigtouによると、Galaxy Z Fold 3には「デュアル・フォルド(二つ折り)」と「トライ・フォルド(三つ折り)」の2バージョンがある可能性があります。
二つ折りモデル

こちらは二つ折りモデルの画像です。開いたときのディスプレイは10インチくらいで、タブレットほどのサイズになっているようです。
メイン画面の左右から内側に向かって折りたたまれるタイプで、閉じたときにちょうど正方形くらいになっています。折りたたんだまま電話として使用するのは、勝手が悪いようにも感じられます。
正式発表ではどのように使用することを想定しているのか楽しみです。
三つ折り

こちらは「Galaxy Z Fold3 Tri-Fold」の画像ですしかし、他社折り畳みスマホと異っていてかつアドバンテージでもあった「閉じた状態では折り目の脆弱な部分が外側に露出しない」という点が無くなってしまっています。
「Z」状に端末が折れ曲がるタイプで、畳んだ時の横幅は「デュアルフォルド」よりも短くなっているので、通常のスマートフォンと同等のさいずでしょうか。
ただ、このタイプはセカンダリディスプレイが搭載されていないようなので、閉じた状態で使うことはなさそうです。
これらは、xleaksを名乗るリーカーの情報とサムスンの出願特許をベースにしているそうで、特許を取得しているということは内部で検討や開発が進んでいる可能性はあるものの、実際に市場に出るとは限らないので注意してください。
また、Pigtouが公開する未発表機種のレンダリングは、かつて的中したものもありますが、一方で実際に発売されたなかったものもあるので、情報が正いとは限らないです。これらは、今後リリースされる可能性のあるデバイスを想像する上でのイメージとして見るのが賢明でしょう。
気になるスペックは?リフレッシュレート120Hzに対応

ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏が、クリスマス・リークと称し、Samsungの新型折りたたみスマートフォンのディスプレイサイズをTwitterに投稿しました。
My Xmas leaks – Galaxy Fold 3 – main display shrinks from 7.59″ to 7.55″. Cover display goes from 6.23″ to 6.21″. Need more space for S Pen.
Galaxy Z Flip 3/Flip Lite – grows slightly from 6.67″ to 6.70″. 120Hz and LTPO on the Z Flip 3.— Ross Young (@DSCCRoss) December 24, 2020
このリークによると、Galaxy Z Fold3とGalazy Z Flip3は、低温多結晶酸化物(LTPO)ディスプレイを搭載し、リフレッシュレート120Hzに対応するとのことです。
またGalaxy Z Fold3はSペンを収納する必要が生じるため、メインディスプレイのサイズが7.95インチから7.55インチへ、カバーディスプレイのサイズも6.23インチから6.21インチへと小さくなるようです。
Source:Ross Young(@DSCCRoss)