【2020年最新】ドローンのビジネス活用事例とドローンでできること

ドローンとはローターを複数持つ無人航空機のことで、大まかに3つの種類があります。

  1. ホビー用
  2. 空撮用
  3. 業務用

これらのドローンは趣味で使う人もいれば、配達などの業務利用をしている会社もあり、幅広い利用がされています。

実際に国内でも2019年7月から9月にかけて神奈川県横須賀市の猿島で楽天と西友が国内初となる離島の一般利用者への商用配送サービスを実施。ドローンに食料や飲料などを搭載し、1.5㎞の対岸に向けて自動航行するというサービスを展開しました。

また、農業においては農薬散布などをドローンを用いて行うことで多くの農家が効率化を図っています。これからもドローンの活用分野は広がり、市場規模は5年で数倍に膨れ上がるといわれています。

この記事では、現在ドローンを使ってどんなことが出来るのかをご紹介していきます

ドローンを取り入れている国がある?

先ほども軽く触れましたが、海外だけでなく国内でも既にドローンによる配送を試験運転している企業は数多くあります。

2019年3月には日本郵便とNTTドコモ、自立制御システム研究所が福島県浪江町と南相馬市を結ぶ9㎞の区間で、LTEドローンを活用して郵便局の書類輸送を実施しました。2020年2月からは個宅配送に向けた実証実験も始めており、実用化に向けてさらなる検証が行われる模様だ。

将来的にはAmazonや楽天市場などの配達がドローンに代わり、都内だけでなく田舎在住の高齢者のサポートとして役立つ日が来るかもしれません。

ドローンを活用した仕事は?

ドローンは多くの人が考えているよりもはるかに早く私たちの身近なものになろうとしています。そこに目をつけた人は早くも自分の仕事にドローンを用いてて、業務の効率化を行ったり、目新しさを取り入れることで集客を行ったりして活用しています。

配達や農業だけでなく、映画やCM、PV撮影といったクリティブな現場でもドローンを使う機会が増えています。

ドローンの利用が期待される分野

農林水産業 農薬散布(肥料散布、種まきなど含む)
精密農業
害獣対策
水産業
林業
土木・建設 工事進捗
測量
点検 橋梁
トンネル・とう道
ダム
送電網
基地局鉄塔
ソーラーパネル点検
屋根
ビル壁面
下水道
ブラント
風力発電
建築物設備
船舶
天井・屋根裏空間
空撮 映画・ドラマ・CMなどの商業空撮
観光空撮
不動産空撮
ニュース報道
イベント撮影
搬送・物流 通常搬送(拠点間・個別)
緊急搬送
警備 施設警備
イベント監視
倉庫工場
(屋内利用)
部品・商品搬送
在庫管理
鉱業 鉱業
計測・観測 環境モニタリング
保険
(損害保険)
損害保険
エンタテインメント ドローンレース
イベント演出
通信 基地局・中継局
公共 消防
災害調査
運搬 運搬
その他 その他

農業はこんなところにドローンが活用できちゃう

【農業でのドローン活用事例】
・農薬散布
・肥料散布
・種まき
・受粉
・精密農業
・鳥獣被害対策
・農地内半造

日本国内では、農業において1990年代から無人ヘリコプターによる農薬散布が行われていましたが、2016年4月に農林水産省がドローンによる農薬散布のガイドライン「空中散布等における無人航空機利用技術指導指針」を定めたことにより農薬の空中散布に本格的にドローンが使用されるようになりました。

無人ヘリに比べてドローンは値段も安価であり、小型軽量であるため農業分野における普及が急速に進んでいます。その他にも農業分野では、イノシシやシカなどの害獣駆除や農作物の生育観察での活用が期待されています。

ドローンで警備を強化、監視を24時間可能に?

警備分野でのドローンの活用方法は「巡回監視」と「イベント監視」が挙げられます。

施設への不法侵入者監視と定期的に監視を行う巡回監視、屋外で行われるイベントの監視で活用されます。

通常、監視カメラといえば固定型のカメラを思い浮かべると思いますが、ドローンを使った警備では「動くカメラ」としての活用が検討されています。

警備会社の大手である「セコム」では、2017年4月に“セコムドローン”を使った新サービス『巡回監視サービス』の実証実験を、山口県にある「美祢社会復帰促進センター」で実施しました。

警備分野においては多くの導入事例は報告されているものの、現状ではその多くが実証実験段階であることから、本格的な警備現場での実用段階に至るのはしばらく先になるというのが大方の見方です。

映画制作、映像制作はドローンが主流になる可能性がある

ドローン 映像制作

映画、CM、ミュージックビデオ撮影などのクリエイティブ分野における空撮は、早くからドローンが使われ始めました。DJIが映画撮影などにも使える空撮用ドローンを充実させたことにより、多くの事業者や個人が(クリエイティブ分野の)空撮事業に参入しました。

当初は映画撮影をする場合は大型ドローンにシネマカメラを搭載するような形が主流であったが、2018年頃からは手のひらにのるほど小さなマイクロドーンを用いた空撮が取り入れられるようになり、大型ドローンでは難しかった狭い空間の通りぬけや、スピード感あるシーンの撮影など、よりクリエイティブな動画の撮影を可能にしています

こうしたマイクロドローンはGPS非搭載で気圧センサーなどのセンサー類も搭載されていないことが多いため、映画や動画撮影においても操縦には高い技術が求められ、ドローンレーサーなどの新しい人材が撮影を請け負うことが多くなっています

【映画などクリエイティブな動画分野におけるドローン活用のメリット】
・動画の空撮コスト削減(有人ヘリコプターに比べて低価格)
・動画の撮影時間短縮(クレーンやドリーの設置時間に比べて準備が速い)
・動画用機材費の削減(高額なクレーンやドリーといった機材が不必要となる)
新しい撮影方法の確立(今までになかったクリエイティブな表現方法が可能となる)

ドローンは災害、被害時にも活躍する?

ドローンは災害現場でも活躍する可能性があるといわれており、救助訓練などにと入れる団体もあるなど、その活躍が期待されています。

2019年は台風19号による水害など、全国的に見ても大規模な自然災害に見舞われる年となりました。そんな中、ドローンを河川の氾濫や家屋の倒壊などの被害状況の確認をする目的での利用がされました。

のように災害大国である日本では、災害現場でのドローンの活躍により多くの命を救う日が来るかもしれません

また、日本はいずれ首都直下型地震がくるといわれています。実際に首都直下型地震がくると、その被害は我々の想像をはるかに上回るものになるでしょう。それまでに、ドローンの災害現場での活用含めて、どこまで我々が準備をしておけるかはとても重要な課題であると考えられます。

地震の際に活躍するドローンの使い方とは?

9月1日は「防災の日」として、多くの企業や団体が避難訓練や救助訓練を行っています。地震などの災害は防災の日に関係なくやってくるため、日ごろからに備えが重要となります。

避難訓練の際には既にドローンを用いた活動も想定して行われていて、防災面でも活躍が期待されています。ここでは、過去に地震が起きた際にドローンを活用した例を見ていきましょう。

【熊本地震】

2016年に起きた熊本地震においては、地震の影響で山岳部での土砂崩れや地割れが発生して、車両が道路を通行できない状況でした。そんな中ドローンによって被害状況を撮影することで、余震などによる2次災害を予測しつつ、新たな被害を出さないための役目を果たしました。

【ネパール大地震】

2015年4月に起きたネパール大地震では、ドローンによる救助活動は行っていないものの、空撮によりネパールの被害状況を上空から世界中へと伝えました。

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