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ドローンは雨のなかでも飛ばせるが、実質的には飛ばしてはいけない理由

  • 雨が降っているけど、せっかくの休日だしドローンを飛ばしに行きたい
  • 普段撮影している映像とは違って、雨のなかの景色はとても綺麗だと思うから、一度撮影してみよう

実際にドローンで遊んだことがある人は、一度はそのような考えを持ったことがあるのではないでしょうか。

確かに、飛行機やヘリコプターといった空を飛ぶ乗り物は雨のなかでもスイスイ滑空しています。

では、ドローンはどうなのでしょうか。飛行機やヘリコプターと同じように、雨のなかでも飛ばせることはできるのでしょうか。

結論から言いますと、雨のなかでもドローンは飛ばすことができます。

でも、さまざまな理由からドローンを飛ばすべきではありません。

このような結論になった理由は何なのでしょうか。これから説明していきます。

ドローンは雨が降っていても飛ばすことができる

雨といっても、さすがに立つこともままならないような豪雨のなかでドローンを飛ばす猛者は少ないと思います。

ここでは、一般的な雨を想定して考えてみましょう。

先述したように、ドローンは雨のなかでも余裕で飛行することができます。海外のYouTuberは実験と称して「雨のなかでドローンを飛ばしてみた」のような動画をたくさんあげています。

そうした動画を確認してみると、確かにドローンは飛んでいます。しかし、当然のことながらさまざまな問題が生じはじめるのです。

パソコンでもスマートフォンでも、長時間使用し続けると機器自体が熱を帯び熱くなってくるという経験を皆さんもしたことがあると思います。

ドローンも同様です。長時間飛行しているとドンドンと熱を帯びます。それを放出するために、ドローンにはたくさんの穴や隙間が開いているのです。

そのため、長時間雨にさらされると水がドローンのなかに入り、バッテリーがショートしてしまう可能性があります。

また、故障するのはドローンだけではありません。

多くのドローンは、リモコンがわりにスマートフォンを用います。雨のなかで利用することで、このスマートフォンにも水滴が付着します。これによってスマートフォン自体が故障するリスクさえ生まれてしまうのです。

ドローンは飛行できるけど撮影クオリティは良くない

雨が降っているなかで、ただただドローンを飛ばして遊ぶという人は少ないと思います。

ドローンを飛ばすということは、当然、雨のなかの風景を写真に収めたいという気持ちがあってからこそでしょう。

しかし、これにも障害があります。

少し考えればわかることなのですが、カメラに水滴がついて鮮明な映像が撮れません。大量の雨粒が映り込んでしまったり、映像がぼやけてよく見えなかったりします。

つまり、ドローンやスマートフォンを故障に追い込んでしまうリスクを抱えながら、撮影のクオリティーは決して良くないということです。

ドローンが飛行できるが、大きなリスクを抱え続ける

先ほど、航空機やヘリコプターを例に出し、これらはドローンと同じなのかという問いかけをしたと思います。

はっきりと言います。まったく違います。

ドローンは、あなたが思っているよりも精密な機械です。雨によって機体が腐食してしまう可能性もありますし、バッテリーがショートして墜落してしまう可能性も当然あります。

スマートフォンが故障する分には自己責任レベルですが、ドローンが上空で故障してしまった場合には墜落による人的・物的な事故といった危険性があります。

それほどまでのリスクを負って、雨のなかでドローンを飛ばしたいと思いますか?

メーカーのDJIでは全損扱いになる

日本国内でも大きなシェアを誇っているドローンメーカーのDJIでは、ドローンが雨に濡れただけでも「水没」とみなされます。

水没ということは、全損扱いです。全損扱いとなれば、雨に打たれてドローンが故障してしまった場合でも新品を購入せざるをえません。

実質的に法律で禁止されていると認識すべき

法律の面ではどうなっているのでしょうか。航空法を見てみましょう。

航空法の施行基準においては、実は雨天時のドローン飛行は制限されていません。航空法で制限はされてはいませんが、国土交通省のガイドラインには下記のように記されています。

無人航空機は風の影響等を受けやすいことから、飛行前には、
・安全に飛行できる気象状態であるか
・機体に損傷や故障はないか
・バッテリーの充電や燃料は十分か
など、安全な飛行ができる状態であるか確認するようにしましょう。

国土交通省のガイドラインはいわゆるマナーのように捉えられていますが、実質的には国から定められた法律のようなものと同等の力を持っていると考えても過言ではありません。

ガイドラインを破って事故を起こしてしまった場合には、誰も責任を取る事はできないのです。

まとめ

  • ドローンが雨に濡れると故障の恐れがある
  • 雨の中で撮影しても、レンズに雨粒が付いてキレイに撮れない
  • 実質的には日本の法律で禁止されている

ドローンは雨でも飛べます。しかし、故障や突然の墜落、そして法律などのリスクがあるため実質的にドローンは飛行できないというわけです。

もし仮に飛行して空撮を撮ったとしても、クオリティはたかが知れています。それなら、ドローンを飛行させなくてもよくないですか?

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