空撮ができ、空から見た地上の美しい景色を体験させてくれる「ドローン」ですが、ドローンはただ「写真や映像」を撮影するために利用されているわけではありません。
「農業」を始めとする「林業」や危険が伴う場所の「点検」など幅広い分野で活躍しています。
その中でも特に農業の分野で活躍するドローンを開発・研究している企業が「東光鉄工」です。
農薬散布をする上で様々な状況に適したドローンを製造しています。
本記事では、東光鉄工が製造する大規模圃場で活躍する農薬散布ドローン「TSV-AH2」をご紹介します。
東光鉄工について紹介!
東光鉄工UAV事業部は、ドローンの「開発・製造・販売・教習」など幅広いサポートを行っています。
また農業・空撮を用いた、「土木・建設・測量・消防・防災」など幅広い分野で活用できるように「設計・製作」されています。
東光鉄工UAV事業部会社概要 | |
会社名 | 東光鉄工株式会社(Toko Tekko Co.,LTD.) |
本社所在地 | 〒017-0012 秋田県大館市釈迦内字稲荷山下19-1 |
設立 | 1973年(昭和48年)7月 |
※参考資料:東光鉄工株式会社 会社概要
東光鉄工UAV事業部は、4つの事業グループがあります。
1.ドローン導入による利便性を提案する「セールスグループ」
2.ユーザーが安心・安全に使用できるドローンを提供する「プロダクトグループ」
3.ドローンに関する知識や操作方法などを指導する「パイロットグループ」
4.自治体・企業・研究機関との共同開発でより良い製品を提供する「研究開発」
などの特化した事業グループがあるので、ユーザーが求めているドローンの製作を可能にしています。
東光鉄工は、ドローンを安全に利用できるように「ドローンスクール」の教習を受けることができます。
東光鉄工では、農業用マルチコプターの教習(技能認定・整備士認定)を行っています。
初めてドローンを導入した人は「5日間コース」、産業用無人ヘリ免許を所有している人は「3日間の技能認定コース」を受講します。
5日間コース※価格はすべて税別 | |
教習費用 | 150,000円 |
受験料及び免許発行手数料 | 15,000円 |
計 | 165,000円 |
3日間コース※価格はすべて税別 | |
教習費用 | 90,000円 |
受験料及び免許発行手数料 | 15,000円 |
計 | 105,000円 |
東光鉄工公式サイトには、ドローンスクールの「概要」やいつ講習を受けれるかが分かる「カレンダー」があります。
東光鉄工で販売されている製品を紹介
東光鉄工では、大規模圃場で活躍している「TSV-AH2」を始め、果樹散布に適しているマルチローンモデル「TSV-AQ1」、コストパフォーマンスが高く小回りが特徴の「TSV-AH1」などの農業用農薬散布ドローンが製作されています。
大規模圃場で大活躍!ハイエンドモデル農業用散布ドローン「TSV-AH2」
農業用散布ドローン「TSV-AH2」は、「散布装置の容量がアップ」「運搬が楽にできる」など数々の特徴があり、大規模圃場で活用できるハイエンドモデルの農薬散布ドローンとして多くの人に利用されています。
農業用散布ドローン「TSV-AH2」の仕様 | |
型番 | MR-12 |
寸法 | 1450mm×1200mm×668mm(W×L×H) |
ローター数 | 6枚 |
ローター長 | 566mm |
総重量(バッテリー・農薬の搭載なしの状態) | 10kg |
飛行時間 | 12.5分 |
液剤タンク容量 | 10L |
粒剤タンク容量 | 9kg |
バッテリー容量 | 16Ah×2本使用 |
※参考資料:TSV-AH2スペック
農業用散布ドローン「TSV-AH2」は農薬を効率よく散布できるような機体のスペックが備わっています。
・10Lのタンクを搭載し、最大1.2haを10分で散布
・標準セットの「粒剤散布ユニット」は最大9kgまで積載できる
・スライド機構を採用しているので、散布ユニットの交換が誰でも簡単にできる
また農業用散布ドローン「TSV-AH2」は、多くの農業従事者から利用されているのには理由があります。
以下で、農業用散布ドローン「TSV-AH2」の魅力的な3つの特徴をご紹介します。
1.散布時間が短縮できる
2.誰でも運搬ができ便利
3.散布ユニットの簡単交換
1.散布時間が短縮できる
管理機・無人ヘリコプターを使い農薬散布する場合は、農薬散布作業に「時間が掛かる」「お金が掛かる」など多くのデメリットがありました。
しかし農業用散布ドローン「TSV-AH2」は、「最大1.2haを10分で散布できる」など「散布作業時間の短縮」ができます。
また動力噴霧器を担いで作業するよりも、「体の負担が軽減できる」「人件費が掛からない」などの特徴があります。
2.誰でも運搬ができ便利
機体アームを水平方向に折りたたむことができるので「軽トラック」などで手軽に運搬できます。
またコンパクトな形状なので、「幅を取らない」という特徴もあります。
3.散布ユニットの簡単交換
農業用散布ドローン「TSV-AH2」の散布用ユニットは、スライド機構を採用しているので、「誰でも簡単に脱着・交換」することができます。
難しい操作がいらないので、「時間の短縮」にも繋がり効率的に作業できます。
この大規模圃場で大活躍する農業用散布ドローン「TSV-AH2」は東光鉄工が認めている「正規代理店」で購入することができます。
2020年7月現在、13箇所の正規代理店があります。
農業用散布ドローン「TSV-AH2」の「販売価格」や「詳細についてもっと知りたい!」という人は、東光鉄工の「公式サイトに掲載している代理店」へ連絡していただければと思います。