
水中ドローンとは? 機能紹介と使い方
ドローンと言えば、空を飛ぶものです。空から地上の光景を映し出すものです。
そういうイメージを持たれている人も多いと思います。
しかし、ドローンは活躍するのは空だけではありません。水中でもその威力を発揮します。
水中を撮影するために開発された水中ドローンは、今やマリンスポーツを愛する人たちのマストアイテムとなりつつあります。
ドローンの空撮技術が年々発達しているように、水中ドローンも開発が進み、素晴らしい性能を持った機種が続々と登場しているのです。
水中ドローンは、今大変な人気を誇っています。
その理由は、撮影機能の楽しみ方が多彩であることに関わってきます。
この記事では、水中ドローンの基本的な紹介や使い方、そしてお勧めの機種について紹介します。
水中ドローンってどんなもの?主要機能と利用方法紹介
水中ドローンの主な機能
水性機能:水中ドローンは高い防水性機能を備えることで、万一水没した場合も故障リスクを大幅に軽減できています。
面離着陸機能:水中ドローンには水面上での着陸・離陸が可能なタイプがあります。
あるいは浮上フローティングオプションを付加することができます。このオプションによってドローンの脚の部分に浮力フォームが付属しているので水中に沈没することがありません。また固定翼が付属したタイプで水中からも離着陸が可能なタイプも登場してきました。
水中ドローンの具体的な使い方
水中ドローンの具体的な使い方について考えてみます。
例えば、水中ドローンを利用することで上空から海上を追跡することができます。
この機能を使うことで、海釣りに非常に役立つのではないでしょうか。
最近では、針と餌を装備することができる釣りマシーンとしてドローンを活用することができる機種も登場しているようです。
例えば、家族で海水浴を楽しんでいるときには浜辺にいても子供たちの様子を手元で確認できるので水中ドローンを活用することに意義はあると思います。
もちろん、撮影した動画はその後改めて見返すことができるので、メモリアル動画として使うことも可能です。
水上と水中の両用タイプであれば、サーフィンやダイビングを楽しむときに自動追尾機能を用いることによってセラピー動画が撮影することができます。
今まで見たことのないようなリアルでダイナミックな映像を楽しむことができるのです。
水中ドローン利用の上での注意事項(法規制ほか)
水中ドローンは、使用する際に特に免許が必要となる事はありません。
しかし、どのようなドローンにおいても同じことが言えるのですが、利用する際には法律やルールを守らなければなりません。
まず法律について見ていきましょう。
ドローンに適用されるのは航空法と言う法律です。
航空法において、ドローンとは「無人航空機」と位置づけられています。
例えば、200グラム以上のドローンであれば「空港の周辺」「地表または水面から150メートル以上の高さ」「民家の密集地域」に該当するエリアでは国土交通大臣の認可が必要とされています。
水中ドローンと言うふうに頭に「水中」がついていますが、あくまでもドローンです。
航空法をしっかりと守るように気をつけて飛行させましょう。
その他にも、各都道府県や市町村別に自治体が独自の条例を設けている場合がありますので、フライト先がどのような規制を設けているのかを事前にチェックしておくことが重要です。
水中ドローンと普通のドローンはどこが違う?
最後に、水中ドローンと一般的な空中撮影を行う普通の空撮ドローンとの違いについて言及していきます。
結論から言うと、それは防水性の違いです。
- フライト中に突然雨が降ってしまって雨水をかぶってしまった
- ドローンが故障して動かなくなってしまった
- 突風や強風によってドローンが風にあおられ、その弾みで建物や気にぶつかってしまった、もしくは海や川池など水中に落ちてしまった
- 長く空撮をしていると汚れが溜まるもの。しかし、水洗いすることができないのでメンテナンスが大変
操作に慣れていない初心者の方々には、ドローンをフライトさせる際にこのような問題が生じます。
しかし、水中ドローンは高い防水性を備えているため、すべての心配が必要ありません。
小雨程度であれば雨の日でも安心してドローンを利用することができます。