Dell最上位ノートパソコンとして2020年1月2日に発表されたLatitude 9510。
ビジネスPCとして大きな期待を寄せられている最新機ですが、どんな性能や特徴を持っているのでしょうか。
今回は話題沸騰中のLatitude 9510について、購入する際に見るべき点を含めて解説していきます。
Latitude 9510のラインナップを紹介
Dell公式ページ
Latitude 9510にはどんなモデルがあるのでしょうか。まずはDell公式ページに製品を比較できる機能があるため、そちらから抜粋してラインナップを紹介していきます。
Latitude 9510のモデルには、通常モデル(プレミアムモデル)とプラチナモデルの性能差、ノートパソコン型とタブレット一体型の機能差によって4つの製品が提供されています。
スペック比較表
New Latitude 9510 2 in 1 プレミアムモデル | New Latitude 9510 プラチナモデル | New Latitude 9510 2 in 1 プラチナモデル | Dell Latitude 9510 | |
価格 | 387,100円(割引後292.980円) | 440,900円(割引後317,980円) | 479,000円(割引後342,980円) | 346,900円 |
CPU | 第10世代i5-10310U | 第10世代i7-10810U | 第10世代i7-10810U | 第10世代i5-10210U |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 8GB |
SSD | 256GB | 512GB | 512GB | 256GB |
タブレット機能 | 有 | 無 | 有 | 無 |
上記スペック表はLatitude 9510公式ページと同じ並び順になります。
通常モデル(プレミアムモデル)とプラチナモデルの性能差はCPU、メモリ、SSDの3つに性能差があります。
この3つは主に演算機能を要するため、負荷の大きい3Dモデリング系や動画編集などを生業とするビジネスの場合はプラチナモデルがおすすめでしょう。
タブレット一体型には商品名に2 in 1と記載されています。タブレット一体型では、タブレットとして扱うことはもちろん、ノートパソコンのようにキーボードやマウスで操作も可能です。
仕事上移動の多い方や持ち運びはコンパクトにしたい場合には2 in 1の製品がおすすめです。
Latitude 9510は特にビジネス利用が想定されているため、グラフィックボードなどゲームPCお馴染みのパーツはCPUの一体化されていますが、その分演算機能や持ち運びといった利便性が重視されています。
ビジネス用としてノートパソコンを利用するのであればLatitude 9510製品は優秀ですが、ゲームPCとしてはグラフィックボードが別個にない分、期待はできません。
もしゲームPC用や、両方で利用を考えている場合はLatitude 9510製品では期待通りの動きにはならないと考えられますので注意しましょう。
最新ビジネスPC「Latitude 9510」の特徴を紹介
最新ビジネスPCとして登場したLatitude 9510ですが、ビジネス用としてどんな特徴を持っているのでしょうか。
単にビジネスPCと言っても、その特徴は各PCによって全く異なります。Latitude 9510はその中でも利便性やストレスフリーを追求したモデルだと断言できます。
そのLatitude 9510の特徴を4つにまとめてみました。
圧倒的なバッテリー持ち
Latitude 9510の特徴の1つとして圧倒的なバッテリーの駆動時間は大きな話題となっています。
外に持ち出したはいいが肝心な時にバッテリーがない!そもそも充電し忘れてた!なんていうことはビジネスで外出利用が多い方には身近な事例でしょう。
Latitude 9510ではそのバッテリー問題をピックアップし、その駆動時間はなんと最長30時間とされています。
更にバッテリー寿命も長持ちするため、Latitude 9510のバッテリーは特に優秀と目されています。またLatitude 9510の交換用バッテリーも別個販売されているため、万が一バッテリーが寿命となっても安心です。
駆動時間が最長30時間とは言われていますが、Latitude 9510本来の使用例として考えられていないような高負荷ゲームなどではその駆動時間は大きく減ります。
軽量なのにインパクトが大きいデザイン
Latitude 9510の重量は約1.5㎏とタブレット並みに軽量なことが特徴です。
この軽量化にはLatitude 9510本体の薄さが一役買っており、コンパクトかつ軽量なことで外出時の持ち運びにもLatitude 9510がおすすめできるポイントとなります。
また軽量化されて本体は薄く、小さくなっているはずなのにLatitude 9510のディスプレイインパクトは大きいです。
この理由はLatitude 9510のディスプレイにあり、縁取りが小さく、単色黒に近い色合いをしています。その影響でディスプレイが大きく見え、全画面性が高くなっているため、Latitude 9510はインパクトの大きいデザインとなっています。
5G対応で最速のネット通信可能
Latitude 9510では、最速ネットの5Gに対応することが名言されています。
5Gは携帯会社のドコモなどでは既に通信サービス提供が2020年3月25日から開始されており、現在受信時最大3.4Gbps、6月からは4.1Gbpsとなります。このネット通信規格がLatitude 9510にも対応することが決まっています。
当サイト執筆時点ではLatitude 9510の5G対応はされていませんが、対応後はLatitude 9510が最速のネット通信ができるノートPCの1つになることは間違いありません。
最新規格のネット通信がLatitude 9510に対応されれば、ストレスフリーが更に加速することでしょう。
AI内蔵の次世代PC
Latitude 9510の価値を更に高めている要因の1つとして、次世代AIのDell Optimizerが内臓されていることでしょう。
次世代AIのDell Optimizerにはグラフィックスドライバー、ストレージ、GPUに付加価値を与えるプラグインが提供されています。このことによってLatitude 9510の持つパフォーマンス力を最大限に引き上げたLatitude 9510として利用することができます。
Latitude 9510の持つ性能はミドル~ハイエンドクラスですが、その性能をAIであるDell Optimizerの元、最適化されるわけです。その効果は性能グレードが1段階アップしたように感じられるでしょう。
またLatitude 9510リソースの利用率も確認できるため、それぞれにどの程度負荷がかかっているのかも確認することができます。
どんな人に「Latitude 9510」が向いている?
これまでLatitude 9510のスペックや特徴をご紹介しましたが、結局のところLatitude 9510はどんな人に向いているのでしょうか。
Latitude 9510はハイエンドに近い性能の割にはコスパが非常に良いです。性能は妥協できないがコストは抑えたい!という方に特におすすめできます。
更に当サイト執筆時点では、Latitude 9510製品の割引が実施されています。しかもその割引額は破格の10万円相当と、コスパが良くなっています。
コスパ第一にハイエンドを購入したい方にはLatitude 9510はぴったりです。