今回ご紹介するのは新潟県に位置する「新潟上越ドローンスクール」です。
新潟上越ドローンスクールは空撮や測量などの事業に関する受講コースと、水中ドローンの資格も取得可能なコースもございます。受講者の要望で受講可能となっています。

出典:「新潟上越ドローンスクールHP」より
【スクールについて】
新潟上越ドローンスクールは、2015年10月よりスタートしたJUIDA認定制度に基づいた「認定スクール」です。ドローン産業の健全な発展のために、無人航空機の安全に関わる知識と、高い操縦技能を有する人材の養成を行います。また修了者にはJUIDAの操縦技能証明証および安全運航管理証明証を授与されます(スクール修了後に修了者からJUIDAへの申請が必要)。
新潟上越ドローンスクールでは無人航空機の仕組みや関連法令、安全に運航するための管理などの座学と、ドローン実機を用いた実技講習を通じて操縦士・安全運航管理者を習得できます。
ドローンはGPSなどの制御を用いて安定して飛行可能なデバイスが搭載された機体が多くを占めますが、ドローン事故の9割はヒューマンエラーと言われています。
新潟上越ドローンスクールではドローンの墜落事故がこのような安定デバイスが使えない状態で発生しやすいことに注目し、実技講習では安定デバイスを使わないモードや機体で安全に飛行・離発着ができる実習を通して指導を行われています。
【コース紹介 / カリキュラム構成】
ーJUIDA操縦技能証明証・安全運航管理者証明証取得コースー
取得可 ライセンス | ・JUIDA操縦技能証明証 ・JUIDA安全運航管理者証明証 ※本コースを修了することで上記ライセンスの取得申請をJUIDAにすることが可能となります。 |
対象 | ドローンビジネス担当者及びドローンパイロットを目指す入門者で、実技操縦訓練を含む全ての養成プログラムへの参加が可能な方 |
目的 | ドローンビジネスの実務において、運航管理責任者及びパイロットに求められる運用上の知識や安全な利活用を実現する実技(操縦・撮影・編集・自律飛行制御)を習得する。 |
受講料 | 240,000円(税別) ※講習代、テキスト代、ドローンレンタル代、施設使用料、筆記・実技試験料 ※入校金3万円(税別)が必要です。 |
定員 | 8名 ※複数名様でのお申込みの場合、日程等ご相談承ります。 |
場所 | ・上越自動車学校 教室 ・新潟県上越市内提携施設 |
特典 |
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【カリキュラム構成】
〈座学〉
科目 | 内容 |
UAS概論 | 歴史/機種/飛行原理/適用事例/課題 |
法律 | 国際条約/航空法/電波法/道路交通法/民法/個人情報保護法/ その他法律 |
ルール | 航空法における許可・承認の申請/ 安全ガイドライン |
自然科学 | 気象/電磁波 |
技術 | 構造/飛行制御技術/GPS/通信 |
運用 | 安全確保/禁止事項/運用者の義務/操縦時の注意点/操縦方法/運用時の確認事項/リチウムポリマーバッテリの取扱/リスク・安全対策方法/事故発生時の対応方法/フェールセーフ設定 |
安全運行管理 | ・安全を管理する目的の明確化・安全管理取組目標の設定 ・安全管理体制の構築・安全管理情報の交換/更新 ・安全管理の実施、安全管理の評価/改善、安全管理の教育訓練 |
筆記試験 | 筆記試験 |
〈実技〉
科目 | 内容 |
整備・点検 | 日常点検方法/整備/飛行確認 |
手動操縦1 | 垂直離着陸 低高度/ホバリング/水平移動(前後左右) |
手動操縦2 | 垂直離着陸/可視範囲での遠方飛行/緊急時の操作 |
自動航行 | 自動航行の設定方法/自動航行による飛行/トラブル発生時の操作介入 |
実技試験 | 実技試験 |
講習内容についてはこちら↓
(https://joetsu-drone.com/schedule)
講師、スタッフ陣についてはこちら↓
(https://joetsu-drone.com/about/staff)
ー水中ドローン安全潜航操縦士認定講習ー
新潟上越ドローンスクールでは水中ドローンスクールもあります。
取得資格 | 水中ドローン安全潜航操縦士 |
目的 | 1.水中ドローンの機体(性能)を熟知する 2.安全基準を満たした操縦を行う |
期間 | 1日間(9:00~16:30) |
受講内容 | <座学> ・機体について ・法令・安全・リスクアセスメントについて ・チェックリストについて ・操縦方法について<実技>※1 ・事前準備・片付け ・操縦(水面・潜航) |
定員 | 3名 ※複数名様でのお申込みの場合、日程等ご相談承ります。 |
場所 | 上越自動車学校 |
受講料 | 70,000円(税別) |
試験 | 筆記試験・実技試験 |
認定証 | 発行あり※2 |
※1 プール等で実技を行います。
※2 (一社)日本水中ドローン協会へ直接申請。発行手数料は別途10,000円(税別)。
水中ドローンスクール申込みはこちら↓
https://joetsu-drone.com/entry
【人材開発助成金について】

出典:「新潟上越ドローンスクールHP」より
〈助成金受給までの流れ〉
受給までのおおまかな流れは下記を参照ください。
STEP 1 |
〈計画書の作成〉【事業内職業能力開発計画】の作成 |
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STEP 2 |
〈都道府県労働局へ必要書類の提出〉【職業能力開発推進者】を選任し訓練計画を提出する ・訓練実施計画届・年間職業能力開発計画・訓練カリキュラム・訓練別の対象者一覧 他 |
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STEP 3 |
〈労働局から申請受理の通知〉訓練開始の約1週間程度前 |
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STEP 4 |
〈受講・訓練の開始〉ここからカリキュラムスタートになります。 |
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STEP 5 |
〈助成金の支給申請〉都道府県労働局へ必要書類を提出 ・支給申請書・賃金助成及びOJT実施助成の内訳・経費助成の内訳・OFF-JT実施状況報告書・支給要件確認申立書 他 |
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STEP 6 |
〈労働局の審査後助成金を受給〉 |
人材開発助成金の詳細についてはこちら↓
(https://joetsu-drone.com/subsidy)