近年、世界的に国や企業がドローンの活用した事業の覇権をかけて切磋琢磨しています。
無人航空機の呼び名として定着している「Drone(ドローン)」はカメラが搭載されていて、送信機(プロポ)と呼ばれるコントローラーを使い、遠隔操作をしながら動画を空から撮影することが出来きるラジコンの様なものです。
そんなドローンですが、最近では家電量販店やドン・キホーテなどでも身近に購入できるため、私たちが今までCMや映画などで目にしてきた空から見たアングルの映像を特別な機材や航空機なしで、「個人で撮影可能になりました」
空からの撮影には従来ヘリコプターなどの航空機から人が撮影していましたが、それをドローンが代替することにより誰でも低コストで動画の撮影が可能になりました。また、ドローンは小型で軽量なため、細かく繊細な動きで高クオリティな動画を空から撮影することが出来ます。
他にも産業的なドローンの実用化も増えつつあり、ドローンの操縦スキルは今後のビジネスや仕事に大きなアドバンテージをもたらすでしょう。
この記事では、ドローンでの動画撮影の魅力やドローン操縦スキルを活用した仕事についても詳しく解説していきます。
ドローンで撮影した動画はこんな風になる!
ここでは実際にドローンを使って撮影されたクオリティの高い動画をご紹介します。ドローンによるPV撮影やお仕事をしたい方はぜひ参考にしてみてください。
▲マイアミの風景をドローンを使って撮影したものです。
▲こちらの動画は全国各地の絶景をドローンで撮影したものです。
▲こちらの動画は新婚旅行で世界一周している様子をドローンで撮影している素敵な動画です。
▲Yusuke Okawa(大川 優介)さんという方の2019年のドローン撮影のハイライトです。
▲こちらの動画はラジコンカーレースの様子をドローンで中継した動画です。
ドローンで撮影するのに必要な物とは?
【これさえあれば空撮が始められる】
・ドローン本体
・バッテリー
・充電器
・送信機(プロポ)
・スマホ、タブレット
・SDカード
▲最低限これがそろっていたらドローン撮影を始めることができます。
ドローンの操作スキルで撮影できる動画のクオリティも変わってくる
【ドローンの操縦スキルによって動画のクオリティが変わってくる】
当たり前のことですが、これはスクールに通う、通わないのいずれにせよドローンを操縦して動画を撮影していれば、誰でも操縦スキルは身に付きます。
ですが、ドローンの操縦スキル向上には抑えるべきポイントがあり、そのポイントを正しく理解できる知識が必要になってくるということです。
これからドローンの操縦スキルを動画撮影やクリエーターなどの仕事に生かしていきたい方は、ドローンスクールに通い、ドローンに関する座学と実技を受講することで、正しい知識の習得と正確に運用するスキルを身に着けることが出来るので、効率的です。
ドローンで動画撮影ができるようになると仕事にもなる?
2020年は「ドローン元年」とも言われ、ドローン市場が一気に大きくなる飛躍の年と言われています。
市場規模の拡大に伴い、ドローンを自分の事業に取り入れ始める人や企業が多くなりました。
しかし、実際にはドローンを仕事にするには、それなりの操縦技術が求められ、初心者の方がいきなり始められるものではありません。
そうした人向けに、座学と実技を通してスキルを身に着けることが出来る「ドローンスクール」が増えてきています。
これからドローンを使った仕事がしたい人は、ドローンスクールに通い、講習を受講して免許を取得するのが一般的となるでしょう。
また、ドローンスクールを受講している人材は、仕事を依頼するクライアント側からしても評価すべきポイントとなるので、収入の部分にも大きく影響してきます。
ドローンを活用してできる仕事とは?
近年、企業、個人問わずドローン撮影の需要が増え、ドローンの利用が身近に感じられるようになってきました。
比例してドローンの操縦スキルを活かすことの出来る新しい仕事も増えてきています。
ですが、現在ドローンを活用した仕事の認知度は低く
「例えばどんな仕事があるの?」と疑問に思われる方が多いのではないでしょうか。
そこで、実用化されている例をを紹介します。
【ドローンを利用した商業的な動画撮影の仕事】
・映画、ドラマ、CMなどの空撮
・観光PV映像などの空撮
・不動産の空撮
・ニュース報道空撮
・イベントムービーの空撮
ここで紹介した仕事は、エンターテイメントなどの最近利用されることが増えてきたほんの一部です。
本来、日本でのドローン利用のニーズは、社会問題(就労人口の減少、インフラや設備の老朽化など)の解決を目指したものであるため、今後は「土木・建築、農業、物流、災害調査、警備・消防」などのドローンを活用した仕事の幅はますます広がっていくでしょう。
ドローンで動画を撮影できるようになると?
【ドローンの動画撮影が可能にすること】
・シンプルに空からの動画の撮影やドローンレースなど、趣味で楽しめる
・従来の航空撮影を小型で軽量なドローンが代替することにより、空からの動画を低コスト、高クオリティで撮影可能に
・自分のアイデアを個人単位で動画にできる
・インスタグラムなどSNSの投稿用にドローン動画を撮影したいユーザーの需要が増えているため、副業としても稼げる
・まだ認知度が低いため、ドローンで動画を撮影できるスキルを持っていることで有利なポジションとることが出来る
・ドローン撮影の技術を各産業での事業導入がこれから本格化されてくるため、将来仕事に困らない
・クリエイターなど動画作成や撮影を仕事にしている人は、動画撮影で表現できる幅が広がる
etc…
上記の様な空中で遠隔操作をして映像を撮影するタイプが一般的ですが、他にも
陸上を走るローバー型(陸上型)/UGV(Unmanned Ground Vehicle)
水上を移動する水上艇/USV(Unmanned Surface Vehicle)
水の中を移動する水中ドローン/ROV(Remotely Operated Vehicle)など、
空中以外のドローンの研究開発、実用化が進められているため、ドローンでの動画撮影の可能性は計り知れません。
実際に企業からの依頼も多くなっているのがリアル
最近では、脱サラしてフリーランス転職や副業を考える人が増加してきているのが現状です。
要因としては、そういったフリーランスに企業案件をマッチングさせるクラウドソーシングなどのサービスの普及により仕事を個人や企業から簡単に受注出来るようになったことが背景にあります。
ドローンでの動画撮影もその一つであり、そういったドローン撮影の企業案件も多くなっています。
「ドローン動画を撮りたい、でも撮影できる人間が周りにいない…」
そういった時に、レスポンスや精度が求められる場面で、クラウドソーシングなどのサービスを使いフリーランスに直接仕事を依頼できることは、企業にとっても時間とコストを削減できる大きなメリットがあります。
【企業案件の例】
・インスタグラムなどのSNSに「ドローンで撮影した綺麗な動画を投稿したい!」という個人からの案件であれば、数万円程度
・ショップや会社を経営している方から「プロモーションビデオを作製して広告に使いたい!」などの企業案件であれば、数万~数十万円
・国や地域からの公共的な依頼になると、数百万円以上の単価になっていきます。
▼実際にクラウドソーシングサイトでの企業案件の紹介です。