ドローンは多くのビジネスシーンで利用される機会が増えてきており、今やドローンはプラモデルやラジコンといったおもちゃとは一線を画しています。
ドローンのイベントも多く開催されており、イベントの中でも特にドローンレースが盛り上がっています。ドローンにはレース専用の機体も存在し、ラインナップも豊富です。
今後ますますドローンのイベントは盛り上がりを見せ、競技人口の増加とともにドローンイベント市場も拡大していくでしょう。
この記事では、イベントの中でも特にドローンレースに焦点をあてて詳しく解説していきます。
「SUPER DRONE CHAMPIONSHIP」とは?
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPとは、「新たな視聴体験を提供するドローンレース」というテーマで、2020年3月31日に国内トップクラスの選手を集め幕張メッセで開催されたドローンイベントです。スピードとテクニックを競いドローンレース最速を決める大会で、DRONE SPORTS株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社NTTぷらら共同でイベントが開催されました。
※当日、このドローンイベントはコロナウイルスの影響もあり、無観客にてレースが行われました。
【ドローンレースとは】
時速100㎞を超えるレース用ドローンをいかに速く、正確に扱えるかを競うドローンイベントの一種です。プレイヤーはFPV(First Person View)用ゴーグルを着用し、ドローン視点での操縦を行います。2017年には、全世界で約50万人がリアルイベントを観戦。累計8.6億人が放送で視聴をしており、次世代のスポーツコンテンツとして注目が集まっている。
▼SUPER DRONE CHAMPIONSHIPのコース紹介動画
▼SUPER DRONE CHAMPIONSHIPプロモーションムービー
▼こちらの動画では実際の大会の様子がわかります
「全国ドローンレース選手権」とは?
全国ドローンレース選手権とは、一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)が開催するドローンレースイベントです。以下で詳しく解説します。
動画で理解する全国ドローンレース選手権
こちらの動画は、一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)のYouTubeチャンネルにて、全国ドローンレース選手権の実際に配信されたライブ映像の録画です。
当日は全国10か所で大会が行われますが、ライブ配信では全国各地のドローンレースの様子をまとめ配信してくれています。
配信方法としては、ドローン視点の映像をモニターに映し出し、それをカメラで撮影するというアナログなものですが、生の声などが聞こえるので会場の盛り上がりが伝わってきます。
「全国ドローンレース選手権」ではコースが事前に指定されている?
全国ドローンレース選手権では、一般的なドローンレースイベントとは違い、全国各地の会場で同一の時刻・コースで開催されます。
▼こちらが全国ドローンレース選手権 2019のレースコース

出展:全国ドローンレース選手権 2019 開催概要|JDRA
※コースは公平性を保つため、JDRA公式サイトでレース参加者全員が同じタイミングでの告知を受けます。もし仮にコース変更があった場合も、同一タイミングでの告知となります。
また、全国ドローンレース選手権2019の上位成績者は北海道の由仁町で行われる「Japan Drone Championships 2019」の招待券が獲得できます。
▼こちらはJDC2019のコース

出展:JDC2019コース発表|JDRA
他にも様々なイベントが存在するが、2020年はもっと沢山のドローンイベントの開催が濃厚
この記事では、大きなドローンイベントについて取り上げました。他にもドローンイベントは大小合わせると様々なイベントが存在します。ドローンは法整備がどんどん進んでおり、ビジネス利用が今後ますます活発になっていくといわれています。
それに伴い、ドローンイベントの開催も増えていくでしょう。また、2020年は沢山のドローンイベントが開催される予定です。
2020年に開催される予定のドローンイベントは以下のサイトで確認が可能です。
【関連記事】ドローンのイベントスケジュール 2020年 | ドロナビ-Dronavi
※コロナウイルスの影響で開催延期や中止となっているイベントが多数ありますので、ドローンイベント開催の有無については、それぞれの公式HPなどで確認するようお願いします。