ゲーミングPCとして名を馳せているAlienware。その新機種がついに登場しました!
次世代的なデザインや高性能なゲーミングPCとして多くの人を魅了してきたAlienwareですが、その新機種にはどんな特徴が備えられているのでしょうか。
今回は新しく登場した4機種をピックアップしてご紹介していきます。
進化した4機種を紹介
Alienwareにはどんなモデルがあるのでしょうか。まずはAlienware公式ページにある製品比較機能から抜粋してラインナップを見てみましょう。
Alienwareのモデルには、ノートパソコン型が主流ではありますが、デスクトップ型のモデルもあります。進化した4機種中1機種がデスクトップ型です。
Alienwareスペック表
Alienware m15 R3 | Alienware m17 R3 | Alienware ALEA-51m | Alienware AURORA R9 | |
価格 | 197,980円 | 209,980円 | 313,980円 | 139,980円 |
モデル | ノートパソコン型 | ノートパソコン型 | ノートパソコン型 | デスクトップ型 |
CPU | 第10世代i7-10750H | 第10世代i7-10750H | 第9世代i7-9700K | 第9世代i5-9400 |
GPU | GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6 | GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6 | GeForce RTX 2070 8GB GDDR6 | GeForce GTX 1650 4GB GDDR5 |
AlienwareはゲーミングPCとして構成されているため、特にCPU、GPUに重きが置かれています。特に最新GPUのRTXシリーズはグラフィックボードとして最高峰の性能を誇っています。
またCPUではノート型がi7、デスクトップ型がi5と、デスクトップ型が型落ちにも見えますが、実は型番最後につけられたHやKの製品は、通常製品よりも性能が低くなっています。
ノートパソコンに対応したCPU製品となっているため、デスクトップに搭載できる標準CPUよりも性能面で劣ってしまうということですね。
そのため、i7とi5の違いはありますが、性能差はそれ程大きくありません。Alienwareはノート型が有名ではありますが、デスクトップ型も性能面では最高峰です。
Alienwareが進化したポイントを紹介
最新ゲーミングPCとして登場したAlienwareの4機種ですが、ゲーミングPCとしてどんな特徴を持っているのでしょうか。
単にゲーミングPCと言っても、その特徴は各PCによって全く異なります。Alienwareはその中でも圧倒的なグラフィックスに特化したモデルです。
そのAlienwareの特徴を4機種ごとにまとめてみました。
Area-51m R2の特徴
Alienwareの中でも唯一カスタマイズ可能なノートパソコンがAlienware Area-51m R2です。まさにこれまでのノートパソコンの常識を覆したノートパソコンと言えます。
これまでのノートパソコンは初めに出荷された状態のCPUやGPUを使うことしかできず、デスクトップのように内部を見てパーツを組み替えるということはできないことが常識でした。
しかし、Alienware Area-51m R2ではその常識を覆し、自由なカスタマイズを可能としています。
CPUはデスクトップ向けのものに交換でき、GPUはオンボードのグラフィックスモジュールを交換するか、Alienware Graphics Amplifierを使用することができます。
これでどれだけパワフルなノートパソコンになれるかは言うまでもありません。これまでのノートパソコンにある常識を覆したPCはArea-51m R2だと断言できます。
Alienware Area-51m R2スペック表
Alienware ALEA-51m | |
価格 | 313,980円 |
モデル | ノートパソコン型 |
CPU | 第9世代i7-9700K |
GPU | GeForce RTX 2070 8GB GDDR6 |
ディスプレイサイズ | 17.3インチ |
m15 R3/m17 R3の特徴
Alienware m15 R3とm17 R3は似通った特徴を持ったノートパソコン型です。その違いはディスプレイが15インチのものがm15 R3、17インチのものがm17 R3になります。
Alienwareの中でもm15 R3とm17 R3はディスプレイ技術が特に目立った製品です。
ノートパソコン史上最薄の左右のベゼル(5.6 mm)を採用しており、ディスプレイの枠を飛び出してくるような臨場感はAlienwareの中でもこの2つでしか味わえないものとなっています。
また高度なリフレッシュレートも実現されており、前世代の2倍の速さとなる300 Hzと144 Hzのパネルを採用することで、応答時間は7msとタイムラグなしの表示が可能となりました。
また目の疲れと言われるブルーライトも有機ELパネルを使用することで削減しており、長時間のゲームプレイにも対応できています。
Alienware m15・m17スペック表
Alienware m15 R3 | Alienware m17 R3 | |
価格 | 197,980円 | 209,980円 |
モデル | ノートパソコン型 | ノートパソコン型 |
CPU | 第10世代i7-10750H | 第10世代i7-10750H |
GPU | GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6 | GeForce GTX 1660 Ti 6GB GDDR6 |
ディスプレイサイズ | 15.6インチ | 17.3インチ |
Auroraの特徴
Alienwareで唯一のデスクトップ型であるAlienware Auroraは性能とコスパが特に良い製品となっています。
Alienwareのノートパソコンは本来ゲーミング用としてカスタマイズや大容量化が難しいノートパソコンをその技術力でゲーミング用にしているため、お値段はデスクトップと比較して少々高くなってしまいます。
パソコンを移動させる必要はないけどAlienwareのゲーミングPCが欲しい!というニーズに答えたものがAlienware Auroraと言えます。
AuroraはCPU、GPU、メモリーなどの演算機能はもちろんですが、ノートパソコンには実現困難な大容量ストレージも備えており、2TBのSSDとHDD合計4TBを搭載しています。
様々なゲームをダウンロードしても際限なくストレージに入るのはAlienwareの中でもAuroraだけでしょう。
Alienware Auroraスペック表
Alienware AURORA R9 | |
価格 | 139,980円 |
モデル | デスクトップ型 |
CPU | 第9世代i5-9400 |
GPU | GeForce GTX 1650 4GB GDDR5 |
ディスプレイサイズ | 付属なし |
ゲーミングPCを選ぶならAlienware?
ここまでAlienwareの製品を紹介しましたが、そもそもゲーミングPCを選ぶのであればAlienwareが良い点は何なのでしょうか。
AlienwareがゲーミングPCとして優れている点は高性能な上にコスパがとても良い点が挙げられます。
ノートパソコンは大きさに制限があることから、ゲーミングPCとして高性能化すると比例して価格が高くなってしまいます。
Alienwareではデスクトップ並みの性能をノートパソコンで実現しているため、デスクトップとは比較できない程高くなるのが普通です。しかし、その価格は20万~30万と、同性能のデスクトップと比較してもコスパは断然良いです。
更にAlienwareのデスクトップ型ではノートパソコン型よりも安く提供されているため、そのコスパは言うまでもなくとても良いです。
AlienwareがゲーミングPCとして優れている点はデザインや性能もありますが、その全てが安く提供されているコスパにあると言えます。