農薬の空中散布は、従来なら無人ヘリコプターで行っていました。
しかし、無人ヘリコプターは「機体価格が高い」「飛行騒音が大きい」など多くのデメリットを抱えていました。
そんな中平成28年に農業にもドローンが導入され始めてきます。ドローンは「安価で買える機体」「作業効率の向上」などの特徴があり、農業従事者から注目されています。
そこで、石川エナジーリサーチの「高耐久・高性能な農薬散布用ドローン」が人気を集めています。
本記事では、石川エナジーリサーチが販売する次世代農業用ドローン「Agri-Flyer」をご紹介します。
石川エナジーリサーチについて紹介!
石川エナジーリサーチでは、「産業用のドローン・エンジンなど」を製作している会社です。
特にドローン事業では、「超軽量で高剛性」「流動センサーによる高精度な散布作業」が可能なドローンとして、ドローン未経験者の農家の人でも扱うことができると注目を集めました。
石川エナジーリサーチ会社概要 | |
会社名 | 株式会社石川エナジーリサーチ |
設立日 | 2010年5月14日 |
所在地 | 〒379-2304 群馬県太田市大原町2225-41 |
TEL | 0277-46-8155 |
※参考資料:会社概要 株式会社石川エナジーリサーチ
石川エナジーリサーチは、主に3つの事業を行っています。
1.エンジン事業
2.ドローン事業
3.サーマル事業
1.エンジン事業
「車」「ハイブリッドドローン」などに応用できる「無振動レシプロエンジン(エンジン振動を0にする技術)」など石川エナジーリサーチ独自の技術を開発しています。
2.ドローン事業
軽量で高剛性を実現する技術「マグネシウム機体技術」、専用に開発されたモーターは「マグネシウムローター」「アルミ巻線」により、1000時間の「耐久性」と「軽量化」を両立しています。
その他にも「無振動エンジン」を搭載し、「長時間の飛行を可能に」した「産業用ハイブリッドドローン」の製作もしています。
3.サーマル事業
「熱エネルギーで冷やす技術」を用いた「新有機冷媒AHP(吸収式ヒートポンプ)」、高温・高圧蒸気のエネルギーを用いたエジェクタノズルによって「極低圧の超音速流」を発生させ、蒸気を吸引することで冷凍効果が得られる「エジェクタ冷凍システム」などのサーマル事業を研究・開発しています。
石川エナジーリサーチで販売されている製品を紹介
石川エナジーリサーチでは、高性能・高耐久で次世代農業を担うドローンとして認知されている「Agri-Flyer」を始め、「50分の長時間飛行」が可能な「Build-Flyer」
更に世界初となる「180分以上の長時間飛行」を可能にした「Hybrid-Flyer」などのドローンが販売されています。
エンジン事業も手掛けている石川エナジーリサーチは、「世界初の無振動エンジン」の製作しています。
ドローン未経験者でも安心!農水協お墨付きの農業用ドローンの「Agri-Flyer」
石川エナジーリサーチで販売されている農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」は、「高性能・高剛性」という特徴を持ち、流量センサーを採用したことにより「高精度な散布作業」ができるということで農業従事者からのニーズがあるドローンです。
また「農林水産航空協会認定」されているので、信頼があり安心できます。
機体仕様 | |
寸法(L×W×H) | ・1100mm×1730mm×645mm (アームを広げた状態) ・720mm×870mm×645mm (アームを折りたたんだ状態) |
ローター軸間 | 1360mm |
飛行パラメータ | |
総重量 | 16.9kg(バッテリー含む) |
バッテリー | LiPo-6C 16,000mAh×2 |
ホバリング消費電力 | 3,600W |
最大飛行速度 | 15~20km/h |
運用限界高度(海抜) | 2000m |
推進システム(モータ) | |
KV | 115rpm/V |
最大推力 | 90N/rotor |
ESC | |
最大許容電流 | 120A |
動作電圧 | 50.4V |
駆動PWM周波数 | 600Hz |
プロペラ | |
材質 | CFRP |
直径/ピッチ | 27.2×8.9インチ |
送信機 | |
型式 | フタバ 14SG |
動作周波数 | 2.4GHz |
最大伝送距離 | 1km(障害物、干渉がない場合) |
農業用ドローンの「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」は、「ボディ剛性が高く超軽量」などの多くの特徴を持っています。
以下で、農業用ドローンの「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」の特徴をご紹介します。
1.超軽量で高剛性のオールマグネシウムボディを採用している
2.日本製の高耐久モーター/ESC(ドライバー)
3.イージーフォールディングアーム機構
4.作業時間の大幅短縮
5.作業負担が少なく、作業効率UP
1.超軽量で高剛性のオールマグネシウムボディを採用している
実用金属中最軽量である「マグネシウム」を採用しています。
これにより、「強度」「耐性」「耐候性」が格段に上がっているので、ボディ面の故障などを心配する必要がなく安心して使用できます。
2.日本製の高耐久モーター/ESC(ドライバー)
「日本製で高耐久なドローン専用のモーター」は、「巻線にアルミニウム」「ボディにマグネシウム」を採用しているので「超軽量モーター」であるという特徴があります。
またESC(ドライバー)は、超軽量モーターも含め「高い信頼性」「耐久性」を持っています。
3.イージーフォールディングアーム機構
農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」は折りたたみができて、「簡単に持ち運びができる」という特徴があります。
「アーム」や「プロペラ」を折りたたむことができ、「機体の大きさが半分以下」になるので持ち運びが楽にできます。
また組立する際も工具などが必要なく、誰でも簡単に取り扱い出来ます。小型で軽量なので収納スペースも困ることがありません。
4.作業時間の大幅短縮
従来だと人間が管理機を使って長い時間農薬散布作業をしますが、農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」だと「1haあたり10分」で農薬散布作業が終了するので、作業時間の短縮ができます。
5.作業負担が少なく、作業効率UP
農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」は、農水協お墨付きの「散布性能」「GPSを搭載し、安定した飛行性能」があり、作業効率の向上が見込めます。
GPSを搭載した「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」は安定した飛行をアシストしてくれるので、「ドローンの操縦経験がない人」でも簡単に飛行させることができます。
また農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」は、楽に農薬散布できるように「工夫された設計」がされています。
以下で、農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」の工夫された設計についてご紹介します。
1.農薬の交換・洗浄が楽
2.流量センサーを採用し、高精度な散布
3.散布作業について
1.農薬の交換・洗浄が楽
農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」は、「タンクの取り外しが簡単に」できます。
タンクの取り外しが楽で「タンクの丸洗いも簡単に」できます。
タンクは大きな間口なので、「農薬の注入」が簡単にできます。
2.流量センサーを採用し、高精度な散布
農薬噴霧量の「フィードバック制御採用」しているので、一定の噴霧量を管理することができ、「農薬をムラなく農産地全体に散布する」ことができます。
3.散布作業について
農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」を使用して農薬散布をする際は、メインの操縦者に補助者の「2人以上で作業」を行うと安全です。
また安全のため、操縦者とドローン機体は適度な距離を保つために、「枕地散布を行ってから奥側の農薬散布作業」を行うことをおすすめします。
このように高性能で高剛性な次世代農業を担う農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」は石川エナジーリサーチ公式サイトで販売されています。
農業用ドローン「Agri-Flyer(アグリフライヤー)」の販売価格※2020年7月時点 | |
石川エナジーリサーチ公式サイト | |
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