Appleのサプライチェーンの動きに詳しい台湾DigiTimesは、今年秋登場予定のiPhone12シリーズの4つのモデルのうち、6.1インチの「iPhone12 Max」と「iPhone12 Pro」が先に発売される、と伝えています。
6.1インチモデルのSLPマザーボードはすでに出荷開始済み

DigiTimesがAppleサプライヤーから仕入れた情報によれば、iPhone12シリーズの2つの6.1インチモデルのサブストレートプリント配線板 (SLP)マザーボードの出荷がすでに始まっており、残りの6.7インチモデルと5.4インチモデルのものは8月後半に出荷予定であるとのことです。
このことから、Appleは今年の5G対応iPhoneのうち、2つの6.1インチモデル「iPhone12 Max」と「iPhone12 Pro」を最初に発売し、6.7インチモデル「iPhone12 Pro Max」と5.4インチモデル「iPhone12」はもう少し遅れて販売を開始する可能性がある、とDigiTimesが報じています。
AppleのCFOがiPhone12シリーズは例年よりも遅れると発言
7月末のAppleの2020年第3四半期(4月〜6月)の業績発表で、当社の最高財務責任者(CFO)のルカ・マエストリ氏が、「昨年の最新iPhoneモデルは9月末に発売となったが、今年のモデルは数週間遅れて販売開始となる」と述べたと伝えられました。
今回のDigiTimesの報道では、2つの6.1インチモデルと、6.7インチモデル/5.4インチモデルとの発売時期がどれくらいずれるのか言及されていませんが、「iPhone12 Max」と「iPhone12 Pro」は10月ごろ、「iPhone12 Pro Max」と「iPhone12」は10月中ないし11月に発売に至るのではないかと推測されます。
情報元:DigiTimes via AppleInsider
Phone12 Pro MaxとiPhone12を並べると
The iPhone 12 Pro Max vs. The iPhone 12 (5.4”).🔵🔴
Concept by @thenorthsglobe
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iPhone12シリーズに新色として追加されると噂のネイビーブルー(ミッドナイトブルー)を配したiPhone12 Max、同じくネイビーブルーのApple Watch Edition Series 6、iPad Air 4など、さまざまなApple製品のコンセプト画像を作成しているNorth’s Globe Concepts(@thenorthsglobe)が、新しいコンセプト画像を投稿しました。
新画像は、4モデル登場する見込みのiPhone12シリーズのうち、大きさが最大のiPhone12 Pro Max(6.7インチ)と、最小のiPhone12(5.4インチ)を並べたもので、サイズの差やカメラレンズの数の違いがわかりやすくなっています。6.7インチと5.4インチとでは、かなり大きさに開きがあるのがわかります。
iPhone12シリーズは5.4インチ、6.1インチ、6.7インチの3種類
iPhone12シリーズは、サイズだけで見ると、上記の5.4インチ、6.7インチに、6.1インチを加えた3サイズ展開になると予想されています。